あーぷら作品褒める会 アーカイブ#2
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概要はこちら
【第2回:7/27~8/2日分】
「雨ニモ負ケズ」を思い出した(2票)
詩とアフォリズムの中間ぽい感じがした
「アフォリズム」とは、教訓や真理をついていることなどに対して使われるカタカナ語です。
ふうさんが大切にしてることを書いてるのかな?
自分の決めていることを書いている感じ
最初の方からどんどん伸ばしている感じがするからブレインストーミングな感じもする
ひとつひとつを見ると前のを受けて、次のを書いている感じもする
彼女自身の真面目さが出ている
最後の一行に謙虚さが出ている
「わたしの水母」
母性を感じる
世界との独特な一体感を感じる
読んでいると自他との境界が曖昧になる不思議な感じ、癒される感じ
文章結構リズミカルに切っていきますよね
くらげって海と空の合間を漂っている生き物
おおきいくらげって感じする
ETMさん自身が自分と自然や宇宙との繋がりを大切にしてるイメージがありますね
これはETMさんの普段から大事にしてる視点なのかもしれません
ETMさんの海月ではなく水母と表記した所で、女性の優しさに対しての比喩なのでしょうか。太陽にこがれただそれでも待つ表現が好きです
「海になった私は
月を見上げる
星を見上げる
海になった私は
私の下に居る筈の
太陽を想う
いつか登ってくる
太陽を想う」
ここ好き。ETMさんが好きなのはココイチ。←つまんないギャグおつカレー
https://gyazo.com/c4ea6094836c2dfdc4e7f3bb3dc413da
↑作者がイメージする水母
ふたつのざわざわがポイントになっている。
必ずふたつを対比している。雑踏のざわざわと自然のざわざわ。
穏やかだったりダウナーだったりする感覚が自然と結びついてるのが面白い。
セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること
言葉が降りてくるような、本人の考え方が出ているような感じ
「波は言葉を打ち上げ、思考の砂浜に言葉を集めていく」というのは非常に詩的ですね
無造作に押し寄せて来た海洋ゴミの様な中にも、セレンディピティという反面的な良い事もあるのだと、ただ絶望する様な無気力の中にも希望は眠っていると言うように取れてその表現が好きです
音のメリハリがきれいに表現されている
ノイズとセットで「偶然」がキーワードになってそう
波は音波を指していそう。
「魂の遊戯」
広大だよね
ほむほむ やはり魔術っぽさがありますね
星幽界=アストラルプレーン
パス=Path(小径)
スフィア=セフィロト=球体
素直に読むと無意識に入っていく感
世界観の広さを感じる
円環的な形をイメージする
何故か修行の過程を思い描かされた作品ですね。
最後の神の座へ向けての全ての終着点の様な底への旅路の一路の様ですね。
ゴールに向かって歩いている感じ
↑の水母の作品もそうだけど、世界観を広げるのがうまい
これはETMさんにしか書けないおもしろい詩
「人間はひとつの宇宙」と聞くけど、それをうまく表している感じ
ゴールは神の座のような超越したなにかなのでしょうか・・・?
四大のプレーンなど、魔術的な知識を上手く詩に落とし込んでいる
https://gyazo.com/f2dcec9302e9ce577b77817968c2f247
天ぷら盛り合わせのように短歌を盛り合わせている
飯テロか!?飯テロ許されない!
天ぷらだからさっくりとしてる詩が多い。さっぱりさっくり
↑そういうところになるせさんらしさが出ている
あーぷらを表している詩
タロットを教えてくれそうな博識な紳士がいますしね
最後は天ぷらとあーぷらを掛けているのですね
揺るがないアープラ信仰のイメージですね
ふふふ・・・ペンギンつながりですねぇ・・・
色のグラデーションがきれい
ぱっと見で凝っている
丸っこいフォント使ってる
フォント選択がいい
デザインがいい
魔術の国に招待状か…来る?(軽い!?)
→/人◕ ‿‿ ◕人\「僕と一緒に魔法少女に」
<作者>スラリさん
昔話をモチーフとしたお話
最初は不思議な感じで始まる。そこから、SF的な感じで始まっていく。
時間に厚みがある。過去の話(登場人物にとって現在の話)が非常にリンクしてる
昔話がダイアログ・・・心理学のにおいが
非常に読みやすい。
1万3千字と聞くけど重いけど、ちょうどいい重さ。
ちょうどいいやわらかい文章。
ダイアログは昔話の群像劇
短編集の世界観がリンクしている
「星に願いを」は終末イメージが綺麗。幼年期の終わりを思い出した。
時期的に沖縄戦を思い出した。
歴史はちょいちょい出てくるキーワードですね
時間や歴史を感じさせるが、語り口のやわらかさもあってすっと入ってくる
語り口のやわらかさは視点からきているとおもう。世界を肯定している
世界の負の側面を描きながら、希望を描く。そこに柔らかさを感じる
昔話を引用したりすることで、読みやすさを与えるような文章を構築することをうまい具合でやっているなあと思いました。
最後の方は「3001年終局への旅」が脳裏をよぎった。
善性に溢れる火の鳥(手塚治虫)
「ヨコハマ買い出し紀行」のラスト……
現実の無常さを前向きに描いている。